ナディアおまけ劇場 解説
2005年1月14日 20:31 | コメント (0) | トラックバック (0)
本編のストーリー解説は他にいくらでもあるだろう、という事で LD-BOX の映像特典「ナディア おまけ劇場」の解説。一時は「おまけなんてつけるから LD-BOX の値段が上がるんだ」などと言われていたが、実際のところは価格は NHK に決められており、おまけ劇場はそれだけのお金を出してくれるファンへのサービスを込めて予算の無い中ムリヤリ制作されたものらしい。
オープニング
恐竜時代から氷河期、マンモスに人類登場と強き者が弱き者を狩る弱肉強食の世界を足早に描いたかと思えば、ナディアに肉を差し出して平手打ち3発とヒジ落としを食らうジャン。堪らず叫んだ「ア」というジャンの声が立体化して「ナディアおまけ劇場」というタイトルになる。なお、各場面において「強き者」には鼻息が描かれており、ジャンをコテンパンにするナディアの鼻元にも当然存在している。
その1 1989 ナディアの世界
ディフォルメ化されたジャンとナディアがパーソナリティとなってふしぎの海のナディアの舞台となった1980年頃について解説。エッフェル塔や第二エッフェル塔、エトワール・ド・ラ・セーヌ I 〜 VIII 世、ジュール・ベルヌといった現実・非現実を含めて解説を行う。全く同じものを作り上げたという設定の第二エッフェル塔が何とも良い。
その2 これが、ネオ・アトランティスだ!
聴衆の前で演説するガーゴイルを撮影したノイズまじりのドキュメントフィルム。作品全体が NHK 特集のパロディとなっており、開始時の「この映像はネオ・アトランティスに関する数少ない記録の一つ...」というテロップや番組終了後のタイトル、「世紀末の悪夢 第3夜 パリ円盤事件」「終 企画・制作 NHK」といったそのままのロゴは NHK 放送の強みを生かし実物そのもの。フィルムは途中で突然途切れ「ネオアトランティスなる組織が1890年以降、歴史の表舞台に登場した事は一度もない。」というテロップが流れて終わりとなる。ドキュメント映像に登場する人間タンクの中にツノの生えたシャア専用タイプが1台存在するというお遊びも入っている。
その3 万能潜水艦ノーチラス号 26の秘密
エレクトラがジャンにノーチラス号の解説をする。1. 大きさ、2. 動力、3. 攻撃兵装、4. 防御兵装、5. 艦体構造まではもっともらしい解説が行われるがそれ以降はすべて省略される。ネモ船長も一応登場するもののセリフは全て「ん、そのとうりだ」のみ。ちなみにタイトルは仮面ライダー V3 第4話「V3 の26の秘密!」のパロディ。
その4 ブルー・ウォーターのだいひみつ
エレクトラとマリー、キングの3人(?)がブルーウォーターの秘密に迫るという NHK 教育番組のパロディ。カラーバー・時報と共に「ハテ?はて?はてな?」とそれっぽいタイトルが流れて始まる。おねえさん役でそのまま登場するエレクトラと、下から手を入れるタイプの操り人形であるマリー・キングの掛け合いで番組は進む。自分をオバさんと呼ぶマリーに憎々しいものを感じつつ番組を進めるエレクトラだが、「全ての疑問が氷解した感じだわ」「ほほほ。ひょーかいひょーかい」というダジャレに対して、つまんなーいと突っ込まれ堪らずマリー(の下の人)にケリを入れて番組は終了。スタッフリストやタイトルに NHK がいつも使っている写植屋を使ったとだけあって、エンディングだけをみると本当に NHK 教育の番組のよう。
その5 ナディア、ミスコンに出場する
企画モノ CD にもあった「第○.5話」シリーズの一つ。今回は第17話と第18話の間にあった幻のエピソード17.5話となっている。オープニング、エンディング共にきちんと流れ、開始時にはあらすじとタイトルも出る。ノーチラス号内でミスコンテストが開かれることになり、優勝をもくろみ票の計算をするナディア。分かりきった答えを口に出して欲しいとばかりにモジモジと予想順位を口にするナディアに、鈍感な我らがジャンは「1位は?」と尋ねる。「決まってるじゃな〜い」と切り返すもジャンから返ってくる答えはエレクトラにマリー、果てはエーコーというとんでもないもの。飛び蹴りを食らったジャンはナディアに投票する事を約束させられる。アイキャッチを挟んでの結果発表。結局ナディアは1票でマリーの3票にも負ける結果となってしまった。「まあいいわ、ジャンが1票入れてくれたから」と自分を慰めるも、その1票はキングが入れたとわかり再び殴られるジャン。ところがキングが票を入れたというのはウソらしくいったい誰が? というところでネモ船長が映って「つづく」
その6 ネオ・アトランティスへようこそ
ガーゴイルがマリーとキングをゲストに迎え、ネオ・アトランティスの素晴らしさを解説する。その2「これが、ネオ・アトランティスだ!」のドキュメント調とはうってかわって、「万能土木機械にして死なない兵器、人間タ〜〜ンク」といった調子でマッドサイエンティストじみたガーゴイルがネオアトランティスの兵器について熱弁してくれる。本編ではみられないコメディキャラと化したガーゴイルがとことん暴走した後に「渋カジが山へ行ったら山火事だ」という俳句まで披露して終了。
その7 ナディア超百科
「これがナディアだ!知られざるナディアの全て」と題してガーゴイル役の清川元夢さんによるナレーションでナディアの人となりを紹介。プロフィールなどのデータ紹介もあるが「人は一生の内で、これほど我が儘な女性に出会うことがあるだろうか」というスタンスで進行する解説は笑いを誘う。最後にはなんとふしぎの海のナディアの監督庵野氏が実写で登場する。
その8 夕やけジャンジャン(第52回)
かつて一世を風靡したテレビ番組「夕やけニャンニャン」のパロディ。これまでのスナップ写真の紹介するという趣向で、ナディアのサーカス時代からの写真を披露する。時間的には本編中のものだが、映像としてはすべて今回用に描き下ろされている。サーカス時代、ノーチラス号、南の島といった写真の後、あられもない姿で眠るナディアの写真が登場し「どーして、こんなものが?」と口論になる。すると今度はジャンの・・・が映った写真が登場し「なにこれ?かわいいゾウさん」と評するナディア。「カマトトぶってぇ〜」とツッコむマリーがステキ。ちなみに、この時登場する数点のナディアのセクシーカットのうち1つが LD-BOX 購入特典のタペストリーとなっている。
その9 失われた時を求めて...
居酒屋でエレクトラにインタビュー。ノーチラス号が海底深く沈み、N -ノーチラス号に乗って復活するまでのことを語ってもらう。それにしても純和風の居酒屋にスペースルックのエレクトラさんは違和感ありすぎ。開始時のテロップでエレクトラの年令が「18歳(自称)」と表示されるのは、企画モノ CD「Bye Bye Blue Water」のサウンドドラマ「第0.5話 おめでとう!」での誕生パーティーにおいて、年齢を問われたエレクトラが「じゅ、じゅーはちです」と答えた事から。
その10 強さくらべ !! N -ノーチラス対レッドノア
その3 「万能潜水艦ノーチラス号 26の秘密」と同様の構成。今度は N -ノーチラス号とレッドノアの性能を比較する。大きさ・動力・攻撃兵装・防御兵装とスペック的には話にならないほど負けているのだが「平和を愛する心ではバッチリ勝ってますよね!」「正義を貫く心では負けてませんよね」「人を信じる心なら負けないですよね」「勇気があるから、バッチグーですよね」と気力で押し切るジャンと、とにかく同意するネモとで話は進む。
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