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VOCAL COLLECTION II

2005年1月16日 05:45 | コメント (0) | トラックバック (0)

 ふしぎの海のナディアの Vocal 曲のみを集めたアルバムの第2弾。「MUSIC IN BLUE WATER」と「Bye Bye Blue Water」の Vocal 曲と劇場版のVocal 曲を収録したもの。第1弾同様、他のサウンドトラックに収録されている曲ばかりなので「通して聞くことが出来る」という事以外は単体の CD としての価値はあまりない。

1...微笑みがいつか

森下里美の歌う、劇場版ふしぎの海のナディアのオープニングテーマ。優しく響く歌声がとてもよい。おだやかな流れのメロディーに新たな物語のはじまりを予感させる。羽鳥 誠さんに解説していただきました

2...愛はどこへいくの

森下里美の歌う、劇場版ふしぎの海のナディアの挿入歌。せつなさを感じさせる歌声とその詞とメロディーは、長く寂しい夜の雰囲気でしょうか。シングルCD「微笑みがいつか」のカップリングでもある。羽鳥 誠さんに解説していただきました

3...My Precious Trick Star 〜優しさをくれたあなたへ〜

SILKの歌う、劇場版ふしぎの海のナディアのエンディングテーマ。力強い歌声がなかなか心地よい。とくにサビの部分は印象的。メロディーはやや前の流行りののポップスを連想させる。羽鳥 誠さんに解説していただきました

4...出会いは高所恐怖症

「海よりも優しく」の説明で鷹森淑乃さんのちょっと切ない歌声が聞こえるのは嬉しい、と書いたが、この曲ではキャピキャピ (死語) アイドルボイスを聞くことができる。曲調・詞共に70年代風のアイドルポップスを再現しており、人によっては完全に引いてしまうコトも考えられるほど強烈な曲。「COMPLETE SOUND COLLECTION」には新録バージョンが収録されているが、こちらはちょっと落ちついてしまっている。

5...レッツ・ゴー・ジャン君 '91

ジャンからナディアに向けたラブソング (?)  ジャンの日頃の苦労と、それでも好きさ!というイジらしさを感じることができる。日高のり子さんがジャンの声のイメージのまま歌っている。他の曲とは一風違った曲調に驚く。

6...人生行路のマーチ

マリーが歌う説教ソング。詞に様々なことわざや四字熟語がちりばめられている。「奇蹟は自分で起こすもの」を筆頭に本編中で言われたセリフも随所に登場する。曲調は昔の歌謡曲+演歌で合いの手まで入る。サビ部分ではマリーの元気良さが大爆発。

7...我らの万能潜水艦ノーチラス号

「ノーチラース」のサビ部分が印象的なノーチラス号の歌。詞の内容はノーチラス号のスゴさを「これでもか」と歌った内容で、勢いのある曲調と相まって一昔前のロボットアニメの主題歌のよう。間奏部分にはノーチラス号戦闘時の測的・命令・復唱などのやりとりが入っている。

8...たびだちのうた

グランディス・サンソン・ハンソンの3人が歌うお別れの曲。「愛の3人組」とはうって変わってさわやかな路線の曲となっている。キーを堀内賢雄・桜井敏治さんに合わせているため滝沢久美子さんの声が聞きづらくなっているが、グランディスとはひと味違う歌声を聞くことができる。詞の内容はふしぎの海のナディアという作品における別れというよりも、一般的な別れをテーマにしたものとなっており「別れの時は来ちゃったけど、これからもお互いがんばろう」という非常に前向きなもの。ファンの間でも非常に評価が高い。

9...レッツ・ゴー・エレクトラさん

「パヤ・パヤ」というコーラスが印象な企画曲。「昔の苦しさを乗り越えてこれからも頑張ろう」という心温まる詞なのだが、メロディーとコーラスが強烈なので完全なギャグソングとなっている。

10...愛の花園

測的長エーコー・ウィランが力の限り歌いあげるバカ曲。「Bye Bye Blue Water」でこの曲の前に収録されているサウンドドラマ「第 0.5話 おめでとう!」で服を脱がされそうになったイコリーナに贈った曲。ラブホテルのノートに書かれているようなキてる詞に古くさい曲、陶酔した歌い方、アタマが溶けているとしか思えないセリフと、企画意図どおりのバカバカしさを発揮している。

11...生きてくれ

静かなピアノと語りかけるようなネモ船長の声が特徴的な曲。自分が過去に犯した罪への懺悔と、エレクトラに対する愛を綴っている。「人を愛して私の分まで生きてくれ」という歌詞は、最終話にナディアに向けて言った「生きろ!」を思い出させるが、第22話「裏切りのエレクトラ」に「エレクトラ、君がいたから生きてこられた」というセリフもあり、やはりエレクトラに対しての言葉なのだろう。

12...本命盤 恨み船

ガーゴイル役の清川元夢さんが歌うド演歌。「ナディアのキャラクターが歌を歌う」という企画が持ち上がった時に、歌いたくない清川さんはどうせ作らないだろうと「演歌ならいいですよ」と庵野監督にいったところ、まんまと作ってこられたというウラ話がある。サビ部分でかすかに聞こえる女性コーラスがイイ味を出している。出だしと曲間にセリフがあるがそれが爆笑モノ。セリフ以外の詞では意外にお遊び部分は少なく、ネモに対するガーゴイルの恨み節が延々と綴られている。ガーゴイルそのものの声で歌っているところがたまらない。

13...First Contact

日高のり子・鷹森淑乃・水谷優子さんら3人による恋を歌った曲。特定の誰かに向けたラブソングというより、恋そのものを歌った内容となっている。ピアノの静かな曲で日高のり子さんの「ちょっと成長したジャン」といった雰囲気の声を聞くことが出来る。ちなみに水谷優子さんはマリーそのままの声で歌っている。

14...我らの万能戦艦 N-ノーチラス号

「万能戦艦 N-ノーチラス号」の3分0秒からはじまるテンポ早バージョンに詞をのせた曲。記載されていないが、おそらく Bye Bye Blue Water で登場した声優さん総出演の合唱となっている。

15...真夏の恋人

サンソンとマリーが歌うラブソングで、サンソンとマリーが交互に歌うデュエット曲となっている。曲調・詞ともに古くさい歌謡曲のノリで、まさに「企画モノ」と言うほかに形容詞が見あたらない。「Bye Bye Blue Water」では、この曲の前に入るサウンドドラマ「A.D.1900」と内容的につながっている。サビ部分の「GO! GO! GO! GO!」が秀逸。

16...Bye Bye Blue Water

「MUSIC IN BLUE WATER」に収録されている BGM 「ジャンとナディア」をベースにして詞をのせた曲。メインボーカルは高森淑乃さんと日高のり子さんだが、曲の合間に他の出演者を呼び、最終的にはオールキャスト登場の大合唱となる。冒頭の日高のり子さんのアカペラが良い。

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