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MUSIC IN BLUE WATER

2005年1月16日 08:01 | コメント (0) | トラックバック (0)

 企画モノCD 第1弾。3枚のサウンドトラックに収録しきれなかった BGM + 各キャラクタが歌う企画曲 + 曲紹介のコントという構成。さすがにこの辺になると「確かに使われてはいたけど、そんなに聞かなかった」というBGM が多数ある。しかし CD 後半では今までほとんど収録されなかった南の島編や、他の曲に埋もれてしまっていた最終回付近の曲を聴くことが出来る。コントも楽しいが、なんといっても鷹森淑乃さんが歌う「出会いは高所恐怖症」がこのCD の全てと言っても過言では無い(過言だって)本編中での使用がある BGM には「#話数:使用されたシーン」が付記されています。

1...出会いは高所恐怖症

 「海よりも優しく」の説明で鷹森淑乃さんのちょっと切ない歌声が聞こえるのは嬉しい、と書いたが、この曲ではキャピキャピ (死語) アイドルボイスを聞くことができる。曲調・詞共に70年代風のアイドルポップスを再現しており、人によっては完全に引いてしまうコトも考えられるほど強烈な曲。「COMPLETE SOUND COLLECTION」には新録バージョンが収録されているが、こちらはちょっと落ちついてしまっている。

2...コントその壱

 「出会いは高所恐怖症」と「レッツ・ゴー・ジャン君 '91」の間をつなぐコントでジャンとナディアが出演する39秒の短いもの。どちらかと言えばコントと言うよりも曲紹介に近い。本編中はナディアのワガママに苦もなく耐えているように見えた、ジャンの本音 (?) を垣間みる事が出来る。鷹森淑乃さんの「ナカナカ初々しくって可愛いくって良いでしょ」の声がグー。

3...レッツ・ゴー・ジャン君 '91

 ジャンからナディアに向けたラブソング。ジャンの日頃の苦労と、それでも好きさ!というイジらしさを感じることができる。日高のり子さんがジャンの声のイメージのまま歌っている。他の曲とは一風違った曲調に驚く。

4...コントその弐

 「レッツ・ゴー・ジャン君 '91」の後にあるコントで、グランディア・サンソン・ハンソンのコメントと「ナディア」について意見を交わすジャンとナディアの掛け合いが楽しめる。コントの最後にはマリーとキングが登場して次の曲「人生行路のマーチ」の曲紹介をする。本編をパワーアップさせたナディアのへ理屈が面白く、聞く価値アリ。

5...人生行路のマーチ

 マリーが歌う説教ソング。詞に様々なことわざや四字熟語がちりばめられている。「奇蹟は自分で起こすもの」を筆頭に本編中で言われたセリフも随所に登場する。曲調は昔の歌謡曲+演歌で合いの手まで入る。サビ部分ではマリーの元気良さが大爆発。

6...荒筋

 イントロ部分と後半部分の盛り上がりが何かの予兆を感じさせる曲。この音楽が流れた後に映画のタイトルなどが出て来てもとしっくりきそう。

  • #30:あらすじ解説

7...梗概

 もの悲しいメロディーと厚みのあるストリングス、アクセントになっている低音のピアノとドラムの連打が荘厳雰囲気を作り出している。間奏にエレキギターが楽器としての統一感を見出しているようで残念。ちなみに「梗概」は「こうがい」と読む。

  • #33:あらすじ解説

8...バベルの塔

 イントロ部分を除いてピアノが主体だが、高音の短い音符で奏でるメロディーと一定のリズムで刻まれる低音が印象的。オペラなどの悲劇のシーンと言ったところ。

  • #7:ガーゴイルがバベルの塔の解説をするシーン。

9...ネオ・アトランティス III

 1曲目:初め〜1分40秒 2曲目:1分42秒〜終わり という2曲組。1曲目は「ネオ・アトランティス」と同じく女声のコーラスとリズムが繰り返される構成。途中、まだ続くの?と言いたくなるようなリズム部分にかぶさってくる「アー」という声がグー。2曲目はバロック調のビブラフォンが印象的で、終わりの部分もありがちだが良い。

 1曲目
  • #8:バベルの塔の発射実験が終わり回路を戻すシーン。
 2曲目
  • #10:カルカロドンがノーチラスの艦尾方向に機雷をおとしているシーン。
  • #33:グランディスがゴンザレスに「お宝」の事を聞いているシーン。

10...グラタンの活躍

 トランペットから入る勢いのあるイントロだが、中身はジャズ風のサックスとピアノで洒落た感じに仕上がっている。終わり部分はイントロとほとんど同じだが、最後のベースがイイ味を出している。

  • #10:機械水雷除去のためにグラタンが発進するシーン。

11...信頼

 乾いた笛のような音色が奏でる優しいメロディーと、かすかに聞こえるアコースティックギターが非常にやわらかいイメージを与えてくれる曲。終わり方がちょっと物足りない。

  • #14:元気になったナディア達と話をしているシーン。

12...友情

 なんか聞いたことあるな〜、と思ったらイントロ部分が坂本龍一氏作曲の「Merry Christmas Mr. Lawrence」にそっくり。向こうはマイナーコードでこっちはメジャーコードだけど伴奏のピアノなんかちょっと似すぎ。

  • #17:ジャンが「一人でやるんだ」とハンソンに言っているシーン+ナディア達がジャンの心配をしているシーン。

13...人のつらなり...

 アコースティックギターがメロディを奏でる、ちょっと悲しい感じの曲。伴奏のエレクトリックピアノもグー。途中の「上がると見せかけて下がる」ところがクセになる。

  • #17:エレクトラがネモに花を贈ってよいかハンソンに尋ねているシーン。
  • #35:ナディアがジャンに「もういいわ....へたくそ」と言ってからグランディスと話しているシーン。

14...埋葬...

 パイプオルガンの厚みのある音色と、悲しいメロディーが厳格な空気を作り出している。ただ「どっかで聞いたことがありそう」というイメージが拭えない感もある。

  • #16:機関長が沈める寺院の説明をしているシーン。
  • #27:エアトンが恐怖の大王の話をするシーン。
  • #28:あらすじ解説

15...さすらいのエーコー・ウィラン

 測的長エーコー・ウィランがかつて乗っていた船がガーフィッシュに撃沈され、ノーチラス号に助けられた時のドラマ。実は、ドラマと言うよりはエレクトラとネモによるノーチラス号の紹介になっており、そのまま次の曲「我らの万能潜水艦ノーチラス号」へと続く。

16...我らの万能潜水艦ノーチラス号

 「ノーチラース」のサビ部分が印象的なノーチラス号の歌。詞の内容はノーチラス号のスゴさを「これでもか」と歌った内容で、勢いのある曲調と相まって一昔前のロボットアニメの主題歌のよう。間奏部分にはノーチラス号戦闘時の測的・命令・復唱などのやりとりが入っている。

17...ジャンとナディア

 ゆったりとしたリズムのピアノソロで、綺麗なメロディーを心ゆくまで楽しむことが出来る。2分30秒付近のタメから次へのつながりがなんとも気持ちよく、やさしい終わり方もたまらない。同じメロディーを持つ曲に「羽ばたけ大空へ」「明日へ」がある。

  • #11:エレクトラが「科学」についてジャンに話しているシーン+夜のデッキでナディアとジャンが話をしているシーン。
  • #17:ナディアとジャンがエンジンルームで話をしているシーン。
  • #35:ナディアが気がついて、自分が落ちたときのことをジャンに聞いているシーン。

18...南の楽園

 エレクトリックピアノの繰り返しのフレーズと、妙な音色総登場の南国風 (?) アレンジが印象的な曲。ちなみに下に書いてある各シーンで実際に使用された曲のほとんどは「KARAOKE COLLECTION」収録のテンポ早バージョン「南の楽園 II」だったりする。

  • #24:ジャンが缶切りに感心しているシーン。
  • #24:ジャンがマリーに箸の説明しているシーン。
  • #24:帰ってこないナディアを待っているジャン達を映したシーン。
  • #24:釣りをしているジャン・マリー・キングを映したシーン。
  • #27:ナディアにバレないように食事に肉を入れようとしているシーン。

19...闇の中へ

 奇妙に鳴り続けているストリングスとアクセントで入るピアノがなんとも言えない曲。これを収録するくらいなら、ほかに収録するものがあったような気がする。

  • #25:ジャンが薬草を求めて洞窟の中に入っていくシーン。

20...はじめてのチュウ

 南国風...というよりはそのものの曲。ゆったりと絡み付くようなメロディーとかすかにリズムを刻んでいるウクレレがなんとも.... 加山雄三ってセンもアリか?....いや、そりゃ違うか。

  • #25:ジャンが毒キノコを食い漁って、マリーに連れて帰ってこられ、ナディアとキスをするシーン。

21...一生の不覚 !!

 ゆっくりとしたイントロから次第にスピードが速くなり、あせりを感じさせる構成が良い。笛のメロディとストリングスが絶妙で終わり方もグー。

  • #26:ジャンがナディアに初めてキスした相手を尋ねるシーン。

22...思い出

 控えめなブラスとアコースティックギターがもの悲しい曲。最後の部分で「悪魔城ドラキュラ」を思い出してしまったのはオレだけ?

  • #28:再会したジャン達と三人組が話をしているシーン。

23...いとしのナディア

 第34話「愛しのナディア」で歌われたアレです。ウクレレの演奏にのってジャンのどーにもならない歌が流れる曲。日高のり子さんは意図的に音をハズすように頼まれて歌ったのだそうだが、ヘタに歌うのはかなり大変だったらしい。

24...ガーゴイル II

 1曲目:初め〜2分13秒 2曲目:2分16秒〜終わり という2曲組。1曲目は「ガーゴイル」と全く同じバロック調のメロディーを持つ。「ガーゴイル」ではメロディーはピアノだったが、この曲ではバイオリンとなっており厳かさが増していてナカナカ良い。2曲目も同じくバロック調の曲。1曲目にくらべ厳格なイメージの曲となっている。

 1曲目
  • #37:ガーゴイル「そのとおり。だが君は考え違いをしている。我々は悪では無い、善だよ...」
  • #38:ガーゴイルが「神前裁判」の話をするシーン。
 2曲目
  • #7:ナディアとガーゴイルが話をしているシーン。
  • #17:あらすじ解説
  • #36:ネモとガーゴイルが話をしているシーン。

25...旧タルテソス王国

 悲しげなピアノのメロディーとアコースティックギターが印象的な曲。終わり方はちょっとイマイチ。

  • #35:ナディアが自分の気持ちを話すシーン。
  • #37:ネオとナディアが「人間」について言い合っているシーン。

26...兄妹

 上と同じく悲しげなピアノとアコースティックギターが心に残る。終わり部分のピアノのメロディが良い。

  • #37:ネオ「そうだ、13年前のあの時私が君を逃がしたのだ」と13年前のことを話すシーン。

27...神と悪魔の間に...

 1曲目:初め〜0分40秒 2曲目:0分41秒〜終わり 同じメロディーで「低音のピアノがあるかないか」だけが違う2曲組。高音の女声コーラスとストリングスが神秘的なイメージをかもし出している。透明感ある音色のギターもグー。

  • #32:ジャンの様々な回想シーン。
  • #33:(想像の中で)ゴンザレスがキングの食べた「銀の柱」を取り出そうとするシーン。
  • #36:ネオの力でネモのブルーウォーターを奪ったシーン。
  • #37:2つのブルーウォーターがくっつくシーン。
  • #37:パリにバベルの光が落ちたシーン。

28...不撓不屈

 サウンドトラックVol. 3 の「起死回生」の別バージョン。メロディラインが全くなく、リズムのみとなっている。メロディが無い分「起死回生」よりもドラムやエレキギターなどが強めになっていてこれはこれで良い曲に仕上がっている。

  • #21:反撃方法を各キャラクターで少しづつ説明しているシーン。
  • #34:サンソンのアドバイスをジャンが思い出しているシーン。

29...ふるさとは地球

 イントロは静かなピアノソロで、そこに緩やかなストリングスが加わる。中盤ではストリングスに代わって弱めのブラスがメロディを奏で、さらにリズム隊やストリングスも加えてクライマックスへと向かう。構成としてはオーソドックスではあるが、すばらしい曲であることを疑う余地はない。同じメロディーを持つ曲に「故郷へ...」がある。

  • #25:ナディアが戻ってきて、「自然だけでは生きていけない」と話し合っているシーン。
  • #39:ネモ船長が N-ノーチラスに残り、脱出路を作るシーン。

30...コントその参

 グランディス・サンソン・ハンソンによるコント。舞台挨拶のようなコントは、これまた次の「たびだちのうた」の曲紹介となっている。ハンソンの「やっぱりトリはボクらでなくっちゃね」というセリフにうなずく人も多いのではないだろうか。

31...たびだちのうた

 グランディス・サンソン・ハンソンの3人が歌うお別れの歌。「愛の3人組」とはうって変わってさわやかな路線の曲となっている。キーを堀内賢雄・桜井敏治さんに合わせているため滝沢久美子さんの声が聞きづらくなっているが、グランディスとはひと味違う歌声を聞くことができる。詞の内容はふしぎの海のナディアという作品における別れというよりも、一般的な別れをテーマにしたものとなっており「別れの時は来ちゃったけど、これからもお互いがんばろう」という非常に前向きなもの。ファンの間でも非常に評価が高い。

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