Good Luck NADIA
2005年1月16日 04:39 | コメント (0) | トラックバック (0)
CD BOX 「THE COMPLETE BLUE WATER」に収録され、後日単体でも発売された。「Bye Bye Blue Water PART 2」という位置づけになっているため内容は「Bye Bye Blue Water」のコンセプトと同一で、企画曲とドラマという構成になっている。「Bye Bye Blue Water」でカッコ良く終わったハズのドラマの後日談があり非常に楽しめる。ナディアのテーマ No.6 も悪ノリ炸裂で聞く価値アリ。
1...ナディアのテーマNo.6
非常に「企画モノ」な色が濃い曲。詞はいわゆるアニメ系でありがちなオタク的ノリで、本編を知っている人は笑わずには聞けないモノに仕上がっている。そしてコーラスは杉並児童合唱団。サビへと流れこむ部分のメロディーとテンポ良いコトバの流れが秀逸。曲の最後には「なにコレぇ?、ひっどい歌ぁ」「そ、そうかなぁ?」というナディアとジャンのセリフが入る。
2...第 -(マイナス)1話「決意」
本編開始前に行われたノーチラス号とガーフィッシュの戦闘の様子を描いたドラマ。戦闘中のノーチラスクルーの様子を克明に描いた内容となっている。エレクトラが傷が残る怪我を胸に負ってしまった様子や、測的長が被弾により死んでしまい新入り乗組員のエーコー・ウィランが新しい測的長になる時の様子が描かれている。測的長に任命されうろたえるエーコーに対し、平手打ちをして気合いを入れるイコリーナが印象的。
3...ノーチラスの歌
静かなメロディーにのせてノーチラスクルーの決意を語った曲。サビ部分は「ナディアのテーマNo.6」でも登場した杉並児童合唱団が歌っている。他のノーチラスの歌にくらべ、重苦しい曲に仕上がっている。
4...A.D. 1901
サンソンとマリーのドラマ。「この3ヶ月連絡しなかったのは、こっちにいなかったから出来なかったんだ」というサンソンに対して「出来たの」とマリー。「出来ちゃったって、なにが?」と言ったところでサンソンは気付く。
「私、一人でも生むから」と涙声で決意をつぶやくマリーに「いいじゃねぇか」と穏やかに答えるサンソン。そこからは「一緒になってもいいの?」「ああ、予定がちょっと繰り上がっただけだ」「晴れた日も、雨の日も、地球最後の日もずーっと一緒にいてね。」「いや、そんな日はこない。たとえそんな日が来ても、オレがまた無くしてみせる」というラブラブでキザキザなやりとりが続く。
5...シリーズ恨歌「おさな妻」
「A.D. 1901」を受けてサンソンとマリーが歌うラブソング。マリー役の水谷優子が本編中のマリーとはちょっと違う声で熱唱している。詞はサンソンに対するマリーのうっぷんと、それをフォローするサンソンのセリフで構成されている。曲調は演歌っぽいメロディーの歌謡曲で短いフレーズを繰り返すサビが特徴的。それにしても、水谷優子さんが歌うのってこんな曲ばっかり。
6...A.D. 1907
本編終了後ジャンと結婚してしばらくたった後のナディアの1日を描いたドラマ。ジャン同様発明に没頭する子供の話やキングの事など、幸せを確認するようにつぶやいている。子供が設計した飛行機が家に突っ込んできて、お説教をするのだが、「ママの先祖が住んでた遠い国に連れていってあげる」というセリフを聞いて昔の事を思い出す。「毎日が退屈なくらいに平和で、毎朝お洗濯をして、こうやってあなたたちの食事を作っている時が一番幸せなのよ」というナディアのセリフが印象的。最後に子供がぽつりと「たまにはウチでもお肉が食べたいな」とつぶやく。
7...IMOSE な関係1907
鷹森淑乃さんが歌う「ナディアが昔を思い出し、そして今をかみしめて幸せを感じている」といったノリの曲。詞の内容はナディアからジャンへ贈るラブソングといったもの。メロディー・サビ共に流れるような曲調とシャレた間奏が特徴。ちなみに IMOSE(いもせ)とは昔の言葉で夫婦のこと。
8...A.D. 1991・吉祥寺
「Bye Bye Blue Water」に収録されている「A.D. 1991・東京」の1日後のドラマ。以下、このシリーズは全て恋愛ドラマとなっている。前回は前向きにカッコよく終わった伊藤ナディア嬢だったが、今回は大泣きしている。ナディアを慰める友人リツコの「そーやって嘆いていても、明日にはお腹はすくし、来週になれば期末が来るのよ」というドライな性格が気持ち良い。「オトコに振られたキズを癒せるのはオトコだけよ」というリツコに「私、一生この思い出だけで生きていくの!」と答えるのだが...
9...A.D. 1993・吉祥寺
「な〜んてこともあったけどムリねぇ、ムリムリ」というセリフから始まる。(当然「A.D. 1991・吉祥寺」のこと)昼休みに「新しい恋人が出来て3回めのデートでキスをした」というナマナマしい話をしているナディアとリツコのドラマ。「性格破綻してるけど、顔は可愛い」というリツコのセリフが本編のナディアを思い起こさせる。リツコは「恋愛なんて、ただ性欲を詩的表現にしたものにすぎないのよ」という相変わらずのドライさを見せる。
10...A.D. 1993・渋谷
冒頭で「誕生日にお父さんにもらったダサいペンダント」と、ブルーウォーターの説明が入る。話は突然変わって 「彼氏とはその後、どこまでいったの?」「セックス」「そう、いつの間に...」「放課後に、教室で」
というアブナいやりとりに移る。波瀾万丈の恋愛を体験しているが少しづつ成長しているようで。
11...A.D. 1996・新宿
またまた荒れる伊藤ナディア嬢。居酒屋でビールを飲みながらリツコにグチっているという構図。リツコに「彼とは?」と聞かれ「寝るだけ、あとケンカ」と答えるナディア。いろいろグチっていたナディアだが「彼の顔を見てドキドキしなくなったらおしまいよ」「オトコのズルさを呪ったってなんにもならないわよ」と言われ、朝まで飲んでパーっと忘れることにしたのだった。ちなみに「わたしのバージンを返せ」というセリフから「A.D. 1993・渋谷」のカレの事らしい。
12...A.D. 2005・新東京
ついに髪を切らずにすみそうな恋をみつけな伊藤ナディア嬢。「オトコの本性は寝てみないとわからない」という発言を始め、恋愛観の変化やのろけ話しからも精神的な成長を伺い知る事ができ、伊藤ナディア嬢のドラマは終わりを迎える。
13...Good Luck NADIA
日高のり子さんが歌う「ふしぎの海のナディア」という作品自体に対するお別れの曲。ところどころに本編を思わせるフレーズも出てくるが、基本的にはイメージソング的な曲となっている。繰り返しのフレーズのサビ部分が印象的。最後を飾る曲としては物足りないが、「Bye Bye Blue Water」で「全員集合のカーテンコール」の路線をやってしまっているので仕方がないところだろう。
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