時効警察
2006年3月 7日 20:16 | コメント (0) | トラックバック (0)
基本情報
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警察の閑職にいる主人公はある日ふと、時効事件の捜査を趣味にしようと思い立つ。主人公に密かに想いを寄せるヒロインを巻き込んで時効事件の真相に迫る。
出演はオダギリジョー、麻生久美子、光石研、ふせえり、江口のりこ、豊原功補ほか。
概観
アクの強いキャラクター、ナンセンスなストーリー、矢継ぎ早に挟み込まれる小ネタという、TRICK とほぼ同じフォーマットの作品。爆笑というタイプの笑いはあまり無いが、クスリやらニヤリやら結構させられてしまう。
主演のオダギリジョーは相変わらず演技が達者で、自然なトボケっぷりや、時折見せるつっこみがうまくネタとかみ合っていた。おすすめエピソードは第8話。
第1話 時効の事件には、おいしい御飯の湯気が似合うと言っても過言ではないのだ
年末年始に番宣を見かけ、オダギリジョー主演ということで期待していたものの、金曜23時枠ということで視聴意欲がシオシオとしぼんでしまい、録画だけして溜めまくっていた。(この枠は、良い意味で....も悪い意味でも....見終わったそばから内容を忘れるような、肩肘張らずにわははと笑って見る作品が基本なので。真骨頂は「特命係長 只野仁」)
冒頭からマンガマンガしたノリだが、なかなか突き抜けているようで悪くない。それにしても作品タイトルでもある時効事件を調べる理由が「無趣味な主人公が趣味ってものを持ってみたかったから」って開き直りっぷりがすげぇ。
さしてヒントらしきものがあるでもないのに、名探偵コナンくんの上を行く推論に推論を重ねた妄想推理が炸裂するあたり、まじめな作品なら大いにつっこむところだが全体のノリを考えると逆に気持ちが良い。
事件の捜査や真相そのものはちょっとしたオチとして、はちゃめちゃな登場人物のおバカなノリを楽しむ TRICK に近い作品なのだろう。
第2話 偶然も極まれば必然となると言っても過言ではないのだ!
軽快なテンポとネタの微妙さ加減がキモとなるこの作品だが、今回も良い意味でのユルさがなかなか。
一方の事件解明は、黒変した感熱紙からの印字読み取りという当時なかった技術が、時効に至った事件の真相解明の足がかりという展開。その部分は別にして当時の警察が無能過ぎって気もするが前回よりは随分マシ。
- 笑ったネタ
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- 「入ってください」と意味ありげに招き入れておいて「主人はインポテンツだったんです」とだけ口早に言って即追い出す被害者の元妻
- 感熱紙とアルコールランプで器用に(つかありえねー)「仲良き事は美しき事かな」とあぶりだしする鑑識課の友人
- 麻生久美子がマイクロカセットをガメた時のオダギリジョーの「え〜〜〜」
- いまいちだったネタ
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- 食べている最中に手を離したラーメンが、スパゲティの展示サンプルのように浮く
- 楽しみにしていたあなご寿司屋が臨時休業
- 白熊ネタ
第3話 百万人に無視されても一人振りむいてくれれば人はしあわせ...じゃない?
今回はいまいち。本筋部分には期待していないのでそのあたりがキッツイのは忘れるとして(ひでぇ)全体的に微妙さを笑うにはネラいすぎているし、かといってその狙いで笑えるかというとそうでもない。
自分がカッコいいと勘違いしている同僚刑事は、当然その「寒い勘違いっぷり」が笑いどころのハズなのだが、それ以上に画面の向こうからチラチラと覗く「こんなに寒いキャラクターはどうですかお客さん」という制作者の顔が寒かった。
第4話 犯人の575は崖の上
録り逃し。
第5話 キッスで殺せ!死の接吻は甘かったかも?
小ネタを挟むテンポが堂に入っていて気持ちいい。レギュラーメンバーのはっちゃけ具合も良い感じで、ゲストキャラクターの東幹久もいい味を出していた。
- 笑ったネタ
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- 男十四匹タオル:感動のエピソードと言い切る東幹久がいい。
- ガムで紅白ちょうちょ結び:ありえねー
- いまいちだったネタ
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- 篠山紀信チョップ
第6話 恋の時効は2月14日であるか否かはあなた次第
今回は全体的にハズし気味。そもそも、ストーリーの柱となっている「もう時効事件の捜査なんて嫌だ」自体、それやるのは早いだろという感じ。さらに、霧山は被害者の無念の声をテレビで見て「時効」について思い悩んだはずなのに、被害者側からの視点が全く無いまま終わってしまうぐだぐだっぷり。
普段は半ば知的好奇心で(悪く言えば、純粋な推理ゲームとして)事件の真相に迫ろうとしているので、被害者側の視点がほとんど描かれなくても構わないのだが、今回の導入でいつも通り終わるってのは無いだろう。バカ刑事を叱咤するシーンがあるにはあったが、これはまた別次元の話。
- いまいちだったネタ
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- ポスターを見て犯人に気づくシーン:引っ張った割にただ思い出すだけってのは芸が無い。
- バーのママが犯人である事を電話で伝えようとするシーン:面白味もなくただイライラ。
第7話 主婦が裸足になる理由をみんなで考えよう!
いつもと逆パターンである「真犯人ではない事を口外はしない」という誰にも言いませんカードは面白いが、手記を出版する事自体が、遺留品を入手したいがための方便でしかないため、いまいち効いてこない。真犯人として手記を出すエピローグをつけるだけでも幾分違ってくるのでは思う。
- 笑ったネタ
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- とことんつまようじにコダわる発明品の数々
- いまいちだったネタ
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- 頭の上で湯気を吹くヤカン
- 署員みんながコロッケを食べているエピローグ
第8話 桜咲く合格通知は死への招待状?
ネタのナンセンス度合いと、それを見せるテンポの良さがなんとも心地よい。意味ありげに登場させた霧山とウリ二つの変態男が全くストーリーに絡んでこないスカシっぷりも良かった。
- 笑ったネタ
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- 冒頭のダベり:たたみかけるテンポの良さがグー
- あ、誰かいるっ!:近すぎ
- あら熊さんコーラス隊:あざといと思いつつやられた
- いまいちだったネタ
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- 新入生に話しかけたときの字幕
- アガサ・栗捨てい:いまいちというより、惜しかった。言うまでもなくダジャレ自体で笑うシーンはないのだが、もちっとカット割りやテンポを工夫すれば良かったのになぁ、と残念。
第9話(最終話) さよならのメッセージは別れの言葉とは限らないと言っても過言ではないのだ!
前回に比べるとネタを見せるテンポ、肝心のネタの内容とも若干落ちる。まあ、テンポは別にしてネタは好みがあるので、今回も問題なく面白かった人もいるかもしれない。
- 笑ったネタ
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- ショッカーが葬式の記帳に「団体職員」
- うわ、そばつゆですよこれ:オダギリジョーは相変わらず演技が巧い
- いまいちだったネタ
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- 掃除機にこだわるヤクザ
- 湖にバラまかれた楽譜が「OH! MY GOD!」
- 告白して逆立った髪の毛
- 誰にも言いませんカード F
- 本当はアクションスターになりたかったんですよ
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