崇拝者
2009年1月31日 10:37 | コメント (0) | トラックバック (0)
裁き(コミックス第10巻)
暴走する出目川に変わり、ライトはキラの代弁者として魅上という男を選ぶ。ライトの期待通りに、時には予想を超える働きを見せる魅上だが、容赦のない粛正ぶりは次第にライトの考え方からずれ始める。
早急な軌道修正が必要だと感じたライトは、魅上が独断で選んだ新たなるキラの代弁者が、かつて恋人を演じていた高田だという偶然を知り、彼女を利用するために捜査を利用して近づく.....
娯楽作品としての本質
ううむ。正直言って DEATH NOTE で人を裁く事そのものにはあまり触れてほしくなかった。というのも、週刊少年ジャンプという少年誌で語るにはあまりにも難しいテーマだからだ。言ってしまえば、この作品は「凄い力を持ったアイテムを、そのアイテムそのものの力を利用しながら奪い合い、騙し合う頭脳戦」を描いているのであって、そのアイテムを誰がどう使っているかというのはさほど関係ない。
実際、最初からライトは犯罪者の粛正を行っているとはいえ、作品の面白さにその裁きそのものはほとんど関係していない。にもかかわらず、多くの読者は「人を殺すノートと、それを使って人を裁く主人公」という部分に注目し、非難したり惹かれたりしていた。
そのような誤解されやすい土壌の上で中途半端な論を展開するのはあまりに危険であるし、何らかの結論を出すとしても、掲載誌を考えれば通り一遍のものにしかならないだろう。結論が出ていない段階でああだこうだと言うのが早いのは分かっているが、率直にそう感じた。
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