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2005年9月(全 9 件)

海猿

Review > TV
2005年9月13日 23:08

基本情報

公式ページ 」の作者でもある。原作コミックは未読、劇場版は鑑賞済み。

 海上保安庁、福岡海上保安部に所属する新米潜水士・仙崎(伊藤英明)が主人公。いまだ人命救助の経験も無く地味な毎日を繰り返していた仙崎だが、横浜への異動、気難しい池澤(仲村トオル)とのバディ結成と、その平穏な日々は終わりを告げる。出演は伊藤英明・加藤あい・仲村トオル・佐藤隆太・佐藤仁美ほか。

シリーズ総観

「伊藤英明クンかっこいいわぁ〜」といったノリで見る人にとってはそれなりに面白いシリーズだったのかもしれないが、海上保安庁の潜水士を描いたスペシャリストモノとしては甚だ疑問の残る作り。まともに見られたのは EVOLUTION 1・4 くらい。

 家族や恋人と思うように会えない、任務での不安、出動の度に心配で仕方が無い家族。それら「海上保安庁の潜水士」と聞いて、多くの人が想像し期待するテーマが描かれていたのはいいが、描写自体も素人が勝手に想像したレベルってのはいただけない。とにかくダイジェストを見せられているような気分で、苦悩・対立・恐怖・成長といった全ての描写が薄い。
 というか、劇中で描かれた「会えない」ってのは、どんな仕事でもごく普通に起きるレベルのものに過ぎなかったような。

 また、BGM の使いどころのセンスには閉口した。曲自体は悪くないのだがバラエティに乏しく、それを使うタイミングやセリフ・SE 等とのボリュームバランスも悪い。画はそれなりに頑張っているのに、音で台無しという場面が多々あった。

 最終回では「ユイちゃんの命を人に任せるんですか。それが冷静な判断なんですか」というこれまたトホホなセリフを主人公に言わせてしまう始末。(どうトホホなのかは EVOLUTION 11 の感想に)
 派手な事件で客の興味を引くのはアリだが、それだけに終始するのはどうかと思う。人の生死が絡んでいない現場にも、潜水士としての苦悩や技術・葛藤は山ほどある。

 もっとも、ハナっから誰も「海上保安庁の潜水士を描いたスペシャリストモノとして」なんて目で見ていないと言ってしまえばそれまで。看護師を描いた「ナースのお仕事」があの内容で人気を博しているようなので、潜水士だの看護師だのといった設定はあくまで添え物なのかも。まあ、潜水士というギミックを使った泣かせドラマとしても二線級だと思うが。

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がんばっていきまっしょい

Review > TV
2005年9月12日 23:43

基本情報

公式ページ  フジテレビ系列:火曜22時
 原作は敷村良子の同名小説「がんばっていきまっしょい も発売されている。

 高校に入学したばかりの、負けず嫌いでまっすぐな篠村悦子(鈴木杏)が主人公。春休みに海で見かけた手漕ぎボートの姿に衝撃を受けた悦子が、女子ボート部の無い高校で自ら部を作って奮闘する様子を描く。出演は鈴木杏・相武紗季・岩佐真悠子・内博貴・錦戸亮・池内博之・石田ゆり子など 

第九艇

1話か2話すっとばしたかのように話が飛んでるな。野球中継延長により見逃した前回後半をあらすじ + 感想サイト「どらま・のーと 」で確認したのだが、極めてダイジェスト的に描かれただけだったようだ。出演タレントのすったもんだで1話吹っ飛んでる(撮影面ではもっと)だろうから、そこで描かれるハズだったのだろうか。因縁めいて描かれていた他校の女生徒との絡みもやけに中途半端だったし。

 スポーツ物には定番の大勝負を前にしたケガ。女子部コーチが恋人である男子部コーチと仲が悪かったのってこういうムリが原因じゃなかったっけ。そうでなくとも、数十分で終わる試合中ならまだしも、本番がまだ先の状態で故障をかかえた選手に練習を許すコーチってのは、どう考えても指導者失格だ。
 「悦子と一緒に試合に出たいけど無理をさせるのはイヤ」という流れで話が進んでいたが、無理をしても一時的に痛かったりするだけで、後遺症などは残らないケガなのだろうか。腰ってのはそうでなくても一度痛めると直りにくい部分で、練習も含めた長期間無理をすると簡単には済まないような。

 「悦子と漕ぎたい」「勝つためのレースをすべき」と言い合いをする友人達と、「お情けで置いてもらうのはイヤなのでボート部を辞めます」という置き手紙は描くべきではなかっただろう。今回のように漕げない原因がケガにある場合、このようなシーンはむしろ物語の焦点をボヤつかせてしまう。この2つはどちらも、悦子が「漕げない」のではなく「漕がせてもらえない」時に初めて意味を持つ。(ちょっとしたケガで調子を崩した悦子と、最近バリバリ力をつけた後輩のどちらを選ぶか、とかそんな流れ)

 艇庫近くでのブーとの会話を筆頭に、全体の狙いは単純に、ケガを悦子の身に襲いかかった悲劇として描こうとしただけだと思うので、ただただ途方に暮れる悦子を描いて、ブーとの会話シーンにつなげた方がすっきりしただろう。

 オヤジさんが熱く語るシーンはカッコよかった。オイシイとこ持ってくなー、オヤジ。

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仮面ライダー響鬼 二十一之巻 〜 三十之巻

Review > TV > 仮面ライダー響鬼
2005年9月14日 12:52

基本情報

東映公式ページ  テレビ朝日系列:日曜8時 仮面ライダークウガから始まったリアル路線の平成仮面ライダーシリーズ第6作。鬼に変身する能力を持つ青年ヒビキが、魔化魍(まかもう)と呼ばれる魔物から人々を守る活躍を描く。鬼や魔化魍の存在、そしてその対立には古くからの歴史があり、ヒビキは猛士(たけし)と呼ばれる組織に属している。猛士は魔化魍出現の監視や討伐スケジュール管理も行うなど極めてシステム化された組織で、設定上職業として仮面ライダーになっていた前作「仮面ライダー剣」よりも遥かに仕事然と魔物退治を行っている。
 これまでのシリーズでは主役をはじめ若い新人俳優でキャストを固めるのが半ば恒例となっていたが、今回の主役は既に役者としてキャリアのある細川茂樹が演じている。

二十一之巻 〜 三十之巻 概観

ヒビキや明日夢たちの日常を淡々と描く展開は変わらず。魔化魍たちが世界征服を叫ぶでもなく、ヒビキたちが大事件に巻き込まれるわけでもない。ただじっくりと、少しずつ強くなる明日夢と、その遥か前に立ち「ついて来いよ」と背中で語るヒビキが描かれていた。

 また、猛士や鬼といったものを超常的で荒唐無稽・唯一無二な存在とするのではなく、明確な現実感を与えようとする描写が豊富だった。その最たる例は、響鬼が一之巻からトレードマークとして使用していた太鼓のバチをモチーフにした武器に他の鬼用のものがあり、ごく普通に敵によって使い分けている点だ。
 一般的にヒーロー物では、各キャラクターが扱う武器はそれぞれの個性という位置づけであり、よほどの事が無い限り他の人物がそれを用いて闘う事は無い。(ごく基本的なものや共通する武器は別)
 しかし、実際に組織を構えて永きに渡って魔化魍と闘っているとするならば、これまで蓄積した情報と知識を基に、効率的に闘えるように武器を使い分けることはごく当然である。この作品において鬼が扱う武器は、物語としてキャラクターを特徴づけるアイテムである以前に「魔化魍という悪者を倒すための道具」である事が踏まえられていた。

 こういった道具の使い分けや、ヒビキたち鬼が魔化魍に立ち向かうときの姿勢を考えると、仮面ライダー響鬼は、超常的なヒーローが未知のパワーで悪を打ち倒す物語というより、人に害をなす存在から力を合わせて身を守ろうという、警察や消防といった話に近いような気もする。(前述の武器の使い分けも、言うなれば消防という火と闘う組織が、災害現場の状況に応じて装備品・出動車を変える事に似ている)

 「現実的な物語」とは、現実の世界で起きる出来事を扱った物語という意味ではない。「ある事実が存在する時、世界はどうなるか」物語における現実感とはここに集約される。これが無ければいくら現実の出来事を扱っても嘘にしか見えないし、これがあれば現実にあり得ない話だろうと、そこに描かれるものは明確な存在感と現実感を持つ。
 鬼、魔化魍、ヒビキ、明日夢。それらの現実感を出す事に相当の時間と手間がかけられ、またそこに重点を置くという狙いは、終始ずっとブレる事がなかった。

 消防士と少年のふれあいを描いた「仮面ライダー響鬼」は二十九之巻で終わり、今後は「いわゆるヒーロー物」になるのだろう。

仮面ライダー響鬼

 オレにとって「仮面ライダー響鬼」という作品は一之巻から二十九之巻を指す。これは別にそれ以降を拒絶・否定するという意味ではない。この作品を「仮面ライダー響鬼」たらしめていたのは、ストーリー以上にその語り口だった。

 物語臭(制作者の意図)を感じさせる展開やセリフをなるべく廃し、派手なエピソードを盛り込まずに、ヒビキや明日夢といった登場人物の日常を切り取る。思わせぶりに謎をちりばめて興味を引く事をほとんどせず、全てを画面で見せて描き、逆に画面に描かれていない部分は存在しないという路線を貫く。

 そして、それは二十九之巻で終了した。「おはなし」は繋がっているが、三十之巻以降は分かりやすさを前面に押し出した展開となり、いわばこれまでと正反対の語り口となっている。(ここで言う分かりやすさとは、理解しやすさではなく「フィクションの文法」としての分かりやすさ)

 柱となる部分が異なるなら、それは区別して考えた方が分かりやすい。三十之巻以降を拒絶・否定しているのではなく単純に区別して捉え、「仮面ライダー響鬼 = 登場人物の日常を切り取ったように見せた作品」だから、一之巻から二十九之巻とイコールで結ばれるというだけの事である。

 オレにとっての仮面ライダー響鬼は一之巻から二十九之巻までの物語でした。この素晴らしい作品を作ってくださったスタッフの皆さん、ありがとうございます。

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りんご当てましょう

Mac
2005年9月 8日 23:27

りんご当てましょう画面

 Apple や Mac に関するクイズゲームです。問題は全部で70問ほどありますが、1ゲームで出題されるのはその中からランダムで選ばれた10問です。Mac 歴がそこそこある人にとっては懐かしい問題がちらほら。クイズにしやすいため、開発コードネームに関する問題が多くなってしまいました。プレイ中・解答解説時には音楽が流れますのでご注意ください。Flash の下部に BGM と SE のボリュームがあるので、そこで調整することができます。

クイズをやってみる(別ウインドウで Flash が開きます)

クイズの内容に関して

クイズの内容、特に正解の裏取りに関しては気をつけていますが、間違っているものがあるかもしれません。その場合はコメント欄につっこみをお願いします。また、裏取り以前に製作時のミスでおかしい文章があったりするかもしれません。

ゲーム制作に関して

このクイズゲームは「Flashなブログ [ 動くWebは好きですか?] 」さんの「EASY QUIZ MAKER」を使って製作しました。問題文や解答を用意すれば簡単にクイズが作成できるキットで、Flashなブログ さんには他にも様々なキットが揃っています。

 BGM は「SENTIVE 」さんの著作権フリー楽曲を利用しています。(プレイ中の曲は「#2005:追跡者 -ストーカー- "2000"」 解答解説時の曲は「#2004:fountain」です。不正解時の SE は「#2005:DOOR #306 ( lo:mix )」の出だしを加工して使用します。)
 公開されている曲はどれもクオリティが高く、バラエティに富んでいる上に試聴するのも一苦労なほどの量が用意されています。使用条件も限りなく利用しやすいように設定されており、音楽素材が必要な人にはおすすめです。

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