2005年4月(全 4 件)
R.O.D -THE TV- : 1 〜 13話
Review > Animation
2005年4月20日 19:09
基本情報
公式ページ
その名の通り R.O.D の TV シリーズで全26話。舞台は OVA 版と共通だが6年の時間が経過している。5年前に姿を消した読子・リードマンが気になり全く執筆することができな小説家菫川ねねねと、そのボディーガードとして雇われた紙使い三姉妹が巻き込まれる事件とはいかに。
フジテレビでの放送は20話までで打ち切られ、それ以降最終話までを CS で放送するというとんでもない悲運に見舞われた。この感想を分けているように、作品の内容も前半と後半といった風に区切る事が可能で、前半は単発エピソードを中心としたのほほん路線、後半は OVA のシナリオを巻き込んだシリアス路線となっている。
前半(第1話 〜 第13話)概観
キャラクターをじっくり見せる手法は相変わらずで、序盤でこれでもかとキャラクタを掘り下げているおかげで、それ以降に描かれる重大な事件から何気ない出来事まで、すんなりと入り込む事ができる。派手なアクションだけでなく日常動作の描写も秀逸で、無邪気に黒い部分もかいま見せるダメ人間・長女ミシェルのだらけた動作が最高。ついでに、殴られた時の「あひぃん」という叫びも最高。
全体的に各シーンにおける時間の使い方が巧く演出のクオリティが高い。また、ためるところはきっちりため、弾けるシーンはやや大げさなまでに爆発するメリハリの良さも相まって見ていて気持ちが良い。1話完結が基本なためそれぞれの盛り上がりはそこそこだが、毎回キャラクタの描写を丁寧に重ねて着実にその厚みを増して行くため、次第に盛り上がりの基準値が上がって行くというシリーズ構成が素晴らしい。
各エピソードの感想は内容に触れますのでご注意ください
Flash ゲームやムービーを快適に
Mac > Mac Tips
2005年4月13日 21:12
インターネット上には企業が作成し有償で公開しているものから、個人が無償で提供したものまで、様々な Flash ムービーやゲームがあります。
しかしモニタを高解像度表示していると、それらのムービーやゲームの表示が小さくて迫力に欠けるなんて事がよくあります。ちょっと手慣れた人なら HTML ソースを覗いたり Safari の「構成ファイル一覧」を使って Flash ファイルをダイレクトで表示させ、大きくするなんてテクニックを使っていると思いますが、そうすると今度は動作が重くなるという難点があります。
そこで、Mac OS X 10.3 標準の「ユニバーサルアクセス機能」を使ってそのあたりをどうにかしてしまいましょう。
maincategory_list 利用時の注意
メインカテゴリーをリスト表示する {maincategory_list} を利用している人はそれほど多く無いかもしれませんが、この独自タグの利用には注意が必要です。
テンプレートに {maincategory_list} を利用すると、言うまでもなくその部分にメインカテゴリーのリストが表示されますが、記事編集画面で「公開して保存」を押すという通常の記事作成作業を行っただけでは、個別記事ページの該当部分がすっぽり空白になってしまいます。 {maincategory_list} を有効にするには再構築作業を行う必要があります。
仮面ライダー響鬼 一之巻 〜 十之巻
Review > TV > 仮面ライダー響鬼
2005年4月 9日 01:44
基本情報
東映公式ページ
テレビ朝日系列:日曜8時 仮面ライダークウガから始まったリアル路線の平成仮面ライダーシリーズ第6作。鬼に変身する能力を持つ青年ヒビキが、魔化魍(まかもう)と呼ばれる魔物から人々を守る活躍を描く。鬼や魔化魍、そしてその対立には古くからの歴史があり、ヒビキは猛士(たけし)と呼ばれる組織に属している。猛士は魔化魍出現の監視や討伐スケジュール管理も行うなど、極めてシステム化された組織のようで、設定上職業として仮面ライダーになっていた前作「仮面ライダー剣」よりも遥かに仕事として魔物退治を行っている。
これまでのシリーズでは主役をはじめ若い新人俳優でキャストを固めるのが半ば恒例となっていたが、今回の主役は既に役者としてキャリアのある細川茂樹が演じている。
一之巻 〜 十之巻 概観
「画面に描かれているものが全てです」 十話まで見てきて感じた、この作品の物語的・演出的原則がこれ。裏を返せば「全て画面に描いて語ります」といったところ。
謎の人物やキーワードをわざとらしく配置したり、画面外に何かを匂わせるといったハッタリは一切無く、素直に手前から1枚ずつ紙をめくるように本筋に迫って行くストーリー。定番だから後は察してください、お馴染みなんで飛ばしていきますね、などの手抜きがほとんど無い人物・状況描写。輪郭線をさらっと描いて済ますのではなく、外側と内側の色を丁寧に塗る事で存在感を出す演出。これら、長編というフォーマットを十二分に生かした贅沢な時間の使い方が非常にうまい。
飄々としてどこか抜けているけど真っ直ぐでカッコいいヒビキ。そんなヒビキに素直に憧れつつ、情けない自分に悩む等身大の中学生明日夢。十話に至ってもまだ敵の正体が全くわからない状態なのだが、この2人を始めとする人物と、彼らの日常が丁寧かつ魅力的に描かれるためぐいぐいと画面に引き込まれてしまう。
一方で残念なのがバトルシーン。あまりにも稚拙な合成は論外として、敵の強さが垣間みられるシーンがほとんどなく盛り上がりに欠ける。まあ、合成は別にして、敵の強さに関しては徹底したリアル路線を考えると物語的にはこれくらいのパワーバランスでないと話がおかしくなるのかもしれない。(ヒビキたちは完全にシステム化された組織に所属して敵と闘っているので、1人で処理をまかされるような敵はそれなりのレベルであるはず)
途中まではじっくり描いていたのに、後半いろいろ詰め込んですっとばした挙げ句、最後は風呂敷をたためていない。これが、オレにとってのクウガ・アギト以外の平成ライダーシリーズのイメージなのだが、ぜひ不用意な詰め込みをする事なく今のペースで物語を見せ続けて欲しい。